社員インタビュー
一つひとつの丁寧な仕事の積み重ねが、
世界シェア40%のタンクプラントを造る
製缶工場 溶接係
篠原 駿 入社3年目
仕事とプライベートのメリハリをつけて
働ける職場環境
水産高校に通っていたので、周りには船に乗る仕事に就く人が多かったのですが、自分には船の仕事は向いていないと思ったので、高校の先生に相談して泉鋼業を紹介してもらい入社しました。水産高校出身者の進路としては珍しいのかもしれません。会社を訪れてみると優しそうな人が多くいて、当時高校生だった自分を相手に丁寧に接してくれたことが印象に残っています。
現場での作業は「体力的にしんどそう」というイメージがあったのですが、実際に働いてみるとそんなことはありませんでした。やるべき仕事をきちんとやっていれば必要以上に干渉されることもないですし、忙しい時期はあっても常にその状態が続くわけではないので、働く環境は整っていると思います。今は会社近くの寮に住んでいるので、オンとオフを上手く切り替えながら、できるだけ仕事とプライベートは分けるようにしています。休暇取得にも柔軟に対応してもらえるので、そのうち旅行にでも行きたいですね。
着実に作業を積み重ねた先に
得られる達成感
入社するまで、溶断や溶接といった金属加工の作業に携わったことはなかったので不安もありましたが、3ヶ月の研修中に1から教えてもらえるので、心配はいりませんでした。仕事を通して技術を身につけることができますし、資格取得も会社が支援してくれます。今は部署が変わったばかりなので、慣れない作業を1から覚えている最中です。溶断と溶接は全く違う作業なので大変なこともありますが、他の部署を経験することで一つのタンクプラントが出来上がる工程全体を理解することができるようになったのは良かったですね。
1ヶ月くらい同じような作業が続くこともあるので、仕事をする上では淡々と作業を続けることができる忍耐強さが必要です。その分、仕事が一段落してタンクプラントが組み上がっていくのを見た時の達成感は大きいです。
あらためて感じる、
コミュニケーションの大切さ
出来上がったタンクプラントは巨大ですが、一つひとつの作業には丁寧さが求められるので、意外と手先の器用さが活かせる仕事です。また、部署や役割によって多少違いはありますが、自分から周囲に働きかけてコミュニケーションを取れるタイプの人の方が、環境に馴染むのも早いので仕事を進めやすいと思います。以前の部署ではそれぞれが自分の仕事を黙々とこなす感じでしたが、今の部署では作業を進める上でコミュニケーションを図る機会が増えました。もともと人見知りするタイプなので、色んな人とコミュニケーションを取るのはあまり得意ではないのですが、部署が変わってあらためてコミュニケーションの大切さを実感しています。
今は新しい仕事を覚えるのに必死ですが、一通り仕事を経験した後には自分の向き不向きがわかると思うので、それを踏まえてどういうスキルを身につけていくのかを考えていきたいと思っています。早く現場を取り仕切れるように、頑張っていきたいですね。