社員インタビュー

若手の成長を支えながら、
地域と社会に必要とされる会社をつくる

鉄構事業部 鉄構技術課

高橋 慶充 入社10年目

アットホームな雰囲気に惹かれて入社

私は愛媛の新居浜出身なので、大学で紹介してもらうまで泉鋼業のことは全く知りませんでした。会社について調べているうちに、LPGタンクプラントの生産量日本一という記事を見つけて、「田舎にも、日本一になって頑張っている会社があるんだな」と思ったのが最初の印象です。面接が終わった後に、会社の前にあるうどん屋さんに連れて行ってもらい、うどんをご馳走になったのは懐かしいですね。あまり大手志向ではなかったので、「一人ひとりを大切にしてくれそうなアットホームな会社だな」と感じて入社を決めました。あとは学生の頃から香川までうどんツアーに来るくらい、うどんが大好きだったというのもあります(笑)。

手がけているのは、地図に載る仕事

当社はタンクプラントの世界シェア40%を誇っていますが、その他にも大きなものをいくつか手がけていて、私は入社してからずっと架橋の設計、施工に携わっています。最近はGoogleマップなどで、いつでも自分が手がけた橋を見ることができますし、偶然にも橋を架ける作業を行う様子が写っていたこともあります。そういうのを見るとあらためて「自分が手がけているのは地図に載る仕事なんだ」という実感が湧いてきて、やりがいを感じますね。香川県内の橋には主任技術者の個人名が刻印されたプレートが貼られるので、若い頃はそれに自分の名前が早く載るように仕事を頑張っていました。「パパが作った橋だぞ」と言って、子供と一緒に見に言ったこともあります。

若手の活躍に寄せる、大きな期待

若い人材が育ち、成長していく姿を見るのは何よりも嬉しいですね。香川県には若年・女性優良建設技術者表彰という制度があります。県内で建設業に携わる若手人材が減る中で、35歳未満の主任技術者を対象に、技術者として優良な施工を行った個人が表彰される制度です。私も2018年度に表彰して頂いたのですが、その翌年度に、若干27歳にして県知事賞を受賞した後輩がいるんです。「困ったことがあれば、相談してくれればフォローするよ」と伝えたものの、その案件のほとんどを彼に任せていたのですが、見事にやりきってくれました。当社から2年連続で受賞者が出たのはすごいことですが、それ以上に後輩の活躍は大きな喜びです。

社員の要望から、改善につながりやすい組織風土

ある時、若手社員の離職が重なることがあったので、社員組合の労働者代表として、社長に「社員の話を聞いてみて欲しい」と提言しました。まずは意見箱のような形で、従業員の声を集めようと考えていたのですが、社長から「直接話せる機会を設けたい」という話があり、社長に直接話を聞いてもらえる食事会を年に数回催すことになりました。それ以外にも、社員からの提言で実現したことはいくつかあります。

仕事では自主性が尊重される環境です。初めは先輩が丁寧に教えてくれますが、その後は事細かに指示されるようなことはありません。もちろん、進んでいなくて致命的になるような作業があれば、その進捗を確認したり、適切にフォローしたりしますが、若くてもできるだけ仕事を任せるようにしています。私の上司もよく「失敗は宝だ」と言って、自分の失敗談やそれが起きた原因を話してくれるのですが、仕事は失敗から学ぶことも多いと考えています。

何かに打ち込んだ経験が、仕事にも活きる

現場では仕事が円滑に進むように、10代から70代まで、幅広い世代の人とコミュニケーションを取るようにしています。そういう時、学生時代に色々なことに興味を持って取り組んだり、何かに打ち込んだりした経験が会話の中で活きるんです。故郷の新居浜は祭りが盛んなので、今でも祭りの時期になるとなんとか仕事の段取りをして帰省しています。地元の人は全力で祭りに挑むので、それだけはどうしても譲れないですね(笑)。何でもいいので、勉強以外の何かに打ち込んだことのある人と一緒に働けたら嬉しいですね。

社員インタビュー

タンクプラント営業部 メンテナンスグループ

水木 啓介

製缶工場 加工係

藤井 智暉

鉄構事業部 鉄構技術課

高橋 慶充

製缶工場 溶接係

篠原 駿

設計技術部 / 設計課

長谷川 陽子