研究開発
研究開発
加圧式タンク
冷凍式タンク
メンテナンス
研究開発

私達が提供する製品につき顧客満足の向上を目指すことを目的として、設計、製造から引き渡し後にわたる全ての品質活動に会社一丸となって取り組んでおります。

実験を通して真実に迫る
船体のピッチングとタンク内の貨物液が同調する可能性は?・・・同調した場合タンク内面にかかるスロッシング圧力は?・・・その時船体に与える影響は?・・・又防波板の効果は?・・・実際の運航状況を想定し、実験を通して真実に迫ります。

エチレンタンクFEM解析用応力分布図

エチレンタンクFEM解析用応力分布図

エチレン船タンクドーム周辺配置図

エチレン船タンクドーム周辺配置図


配管システムの設計
荒天時航海中の船体動揺により、また周囲温度の変化や貨物による温度変化によりタンク上の配管には伸縮が生じ、その結果配管やサポート、さらに配管を接続しているポンプ等の機器類に引張や曲げ等、各種の力が作用します。その力により、配管系に悪影響が生じないよう検討がなされ、例えば伸縮が大きいセミレフタンク舶用貨物配管系については、別途配管応力解析を実施する等で、その配管の持つ役割を最大限に生かせるようにすると共に、その配管構造の健全性を確認しています。

エチレン船再液化装置モデル図

エチレン船再液化装置モデル図

応力解析計算風景

応力解析計算風景

配管図作成風景

配管図作成風景



エチレンタンク低温実験
小型モデルタンクによる低温実験

マイナス196℃
液体窒素を用いてモデルタンクをマイナス196℃に冷却し、その後常温に戻し、また冷やします。これを何度も繰り返し、その間様々なデータが取られていきます。 LNGの国内二次輸送を想定した蓄圧式LNGタンクプラントを開発すべく、1991年に大型モデルタンクの冷却試験および満載試験を実施しました。


Bi-Lobe Tank応力解析
Bi-Lobe Tank応力解析

先端を駆ける
昭和63年、私達は日本で初めて18kg/㎥・G設計の双胴タンク(Bi-Lobe Tank)の開発に成功しました。699G/Tのガスキャリヤーに、このタンクを搭載し従来船に比べ20%アップの積載トン数を可能にしました。プロトタイプによる実験とコンピューター解析を何度も繰返す地道な研究開発の成果でした。現状に満足する事なくよりよい物を求め、考え行動する、私達は常に業界の先端を駆けております。(日本造船学会誌第716号「常温加圧式Bi-Lobe型LPGタンクの開発」)


Bi-Lobe Tank

Bi-Lobe Tank